Motion Control Previsとは、モーションコントロールを使用したプリビズのことで、通常のプリビズと異なる点は弊社所有のマイロ（モジュラ）のCGシミュレーターを使用することにより、実際のモーションコントロールのスピードや可動範囲などのスペックを基準にプリビズが出来ることです。
通常のプリビズでは実際のモーションコントロールの機械的なスペックを予想のもと行うことに対して、弊社のモーションコントロールプリビズはモーションコントロールのオペレータ自身がモーションコントロールソフト「Flair」を使用しながら行うため、より現実的で最適な撮影方法の提案から検証、また、スタジオの入れ込みまで、PC上で決めることが可能です。

モーションコントロールプリビズを行うと、モーションコントロールのカメラデータが入った状態で撮影現場に入ることになります。つまり、プリビズでの位置再現さえ出来てしまえば、モーションコントロールのセッティングが出来次第、すぐにカメラワークが見られるという状態になり、カメラワークを現場でゼロから作り始めるのではなく、微調整からスタートできるので、大幅な作業時間の短縮、つまり経費の削減にも繋がります。予算を組むにあたって有効な作業にもなりますので、ぜひご活用、ご検討ください。

もし、プリビズを先行して行っている間に（後に）モーションコントロールが必要になったとしても心配はいりません。既に作業中のデータを頂ければ、弊社のモーションコントロールプリビズにて、現実的なカメラワークに修正、そしてイメージを崩すことなく、新たな撮影方法の提案、設計まで致します。




※シミュレーターはMayaをベースにしておりますが、共通フォーマット（FBXなど）で読み込み可能。